高崎市のお客様から、屋根についてのご相談がありました。
いつも息子さんが屋根を塗装しているそうなのですが、屋根の塗装が剥がれるようでしょっちゅう塗っているような気がする、できたら今の屋根に瓦を乗せることはできないかとのご相談でした。
まず瓦を乗せられるかどうか見てみたのですが、お客様のお宅の屋根の傾斜が緩く瓦を乗せても雨が流れていかない勾配であることがわかりました。
その旨をお客様にお伝えし、次に屋根を塗装をする方向で調べてみました。
分かったことはやはり今まで何度も塗り直ししてきたように、塗料が乗らない屋根であることが分かりました。
塗装の場合、2,3年は持つかもしれませんがそれ以降剥がれないかどうかと言われると難しいですとのお話をさせて頂きました。
ただ今回調べてみて分かったことは、屋根そのものはしっかりしているということでした。
今後屋根の塗装の剥がれを気にしなくて良い方法として、今の屋根にガルバリウムカラー鋼板を乗せることになりました。

こちらが既存の屋根にガルバリウムカラー鋼板を乗せたカバー工法の工事後です。
お客様の話ですと、今までは塗装の剥がれたものが風で近所に飛んで行ってしまっていたとのことでしたが、今回は丈夫でしっかりとしたガルバリウム鋼板自体に色がついていますので、塗装の剥がれの心配はありません。

カバー工法の場合、既存の屋根よりも大きくカバーするので、その分新しい屋根は既存の雨樋に覆いかぶさる状態になりますので、カバー工法の場合雨樋も交換になります。
お客様の雨樋は、ちょうど年数が経過しておりましたので、新しくなり支持金具も多くなりました。

少し離れて見てみると、雨樋の支持金具の間隔を短くして、数を増やしているのがわかります。

カバー工法のガルバリウムカラー鋼板の色もお客様は色々と考えられておられましたが、２階の瓦屋根が青でしたので同系色になりました。全体的に色の統一がされて綺麗になりました。
今まで屋根の塗装が剥がれた部分が風で飛んで行ってしまったご近所の方にも屋根が綺麗になりましたね、とお客様が声をかけられていて良かったと思います。
これでもう塗装の剥がれは心配しなくて良いとお客様がニコニコされていて良かったです。