高崎市のお客様より寝室の窓のところで雨漏りがしていて多い時にはバケツに2,3杯溜まってしまうと連絡がありました。

雨漏りしている窓を外から確認すると上の方はバルコニーになっていました。

バルコニーを見に行くと防水シートを張ってありましたが、年数が経ちすぎて防水シートの裏の接着剤の効果はなくなりコンクリートから浮き上がっていました。

反対側から見ると防水シートは金具から剥がれて大きく口を開いた状態になっていました。
これでは雨が入り放題です。

シート防水がここまでの状態になってしまうと本当は全て張り替えになるのですが、 お客様のご要望で大きく剥がれているところだけを部分的に直すことになりました。
上の写真はこれから補修する部分をカッターで切り離している所になります。

防水シートをコンクリートに密着させるために汚れなどを取り除いていきます。
上の写真はヒートガンで熱風を当てながらスクレーパーでコンクリートに付着しているものを取り除いている所です。

そして接着剤を塗ります。

既存の防水シートの上に重ねるところにも接着剤を塗ります。

ローラーなどを使ってよく密着させます。

また今回直すところはバルコニーの角にあたるため入り隅に対する作業をします。
中央あたりにカッターで切り込みを入れていきます。

切り込みを入れた後は左右に分けて接着剤を塗って密着させます。
上の写真は良く接着するようにヒートガンで熱を加えているところです。

カッターを入れたところには防水シートを加工して張り合わせていきます。

このように入り隅と角のくぼみの所を処理します。

そして防水シートを張り合わせた所には水が入らないようにシール材を塗って塞ぎます。

防水シートとコンクリートを接着させたところにはコーキング剤を塗って雨水が入らないようにします。