高崎市でずれや漆喰の劣化した棟の瓦を保険を使って積み直し工事




- 施工内容
- 2階の屋根の全ての棟瓦を積み直し
- 施工期間
- 2週間
- 使用材料
- 漆喰材、棟金具、ステンレス棒、ステンレス針金
- その他
- 築年数
- 工事費用
- 531,520円

高崎市のお客様より屋根を見て直してもらいたい、との依頼がありました。
屋根の瓦が自然災害による影響を受けたため保険を使い直すことになりました。
棟の瓦は漆喰が劣化して欠落し、内部の粘土が流出したため蛇行するように曲がっていました。
今回は棟の瓦をしっかりと屋根に固定するため棟金具を屋根の板(野地板と言います)に取り付けます。

棟の瓦を真っ直ぐに積み上げるために水糸を張って作業の目安にします。
今回は粘土は使わず、すべて漆喰材を使って棟の瓦を積み上げていきます。
この漆喰材には防水剤や不凍液が入っていて耐久性が高いものになっています。

漆喰材の上に「のし瓦」を載せていきます。
のし瓦がずれないように穴を開けて緊結留め金具で左右の「のし瓦」をつなぎます。
棟金具にはステンレスの棒を通して上から下まで一体化した棟の瓦にします。
こうすることで地震でも形が崩れないようになります。

2段目の「のし瓦」も1段目と同じように左右を金具で留めて載せます。
使用している「のし瓦」は既存のものを再利用しています。
ステンレスの棒に縛り付けた針金を上に伸ばしておきます。

最後に冠瓦を載せます。
冠瓦にも穴を開けて、そこから針金を通します。
針金をまとめ上げることで屋根の板に固定した棟金具から冠瓦までが一体化されます。
地震に強い耐震工法で2階のすべての棟の瓦の積み直しをしました。










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